2022年4月 武甲山


『武甲山の教え』

市川克也


4月の上旬に武甲山の下見をしました。8合目より上はまだ残雪がたくさん残っていて、頂上は0度近くまで気温が下がって真冬のように寒かったです。
山行は4月下旬とはいえ、大丈夫かなと不安を感じました…。
例会の準備をしていて最も焦ったのは、タクシーの確保でした。
11人参加で3台タクシーを予約しようと3社に電話しましたが、1台も予約が取れませんでした。
次に、スマホのタクシー予約アプリをインストールして確保しようとしましたが、横瀬駅はサービス圏外で空振りでした…。
例会日が迫って焦りが増す中、秩父のタクシー会社を片っ端から電話して、なんとか2社で3台確保できました。😅セーフ💦
山行では、無理なく登れるように作戦を考えました。武甲山は厳しいハイキングコースですが、最初の長い直線の坂道をゆっくり登って、20分で休憩する。
この坂道をできるだけ省エネで登ってしまえば、あとはジグザグに登る道になるので、断続的に平坦な道で一息つけます。
『もう何丁目だね!あと何丁目!』と、みんなで声を出して確認し合ったのも励みになって効果がありました。
登りの途中にあった大杉は、何か宿っているのではないかと思えるほど幹も枝も太くて立派でした。
頂上からは芝桜の丘が見えましたが、秩父セメントの工場がより大きくて一際目立つのが印象的でした。
この季節の新緑の美しさに、みんなが「いいね!」と言っていました。

橋立鍾乳洞は、「よかったけど、狭かったから疲れた体にはキツイ!」との感想を聞きました。
登りは無事に、予定よりも早い時間に頂上に着くことができましたが、下りでは山の厳しさを教えられました。
転んで危なかった場面や足に負荷が蓄積して歩くのが一時的に困難になる状況がメンバーの中で発生しました。
下りは、想像以上に足が疲れています。
足が上がりにくく、踏ん張りにくくなります。
常に細心の注意を払って足下を確認することと、トレーニングをして足腰を鍛える必要性を痛感しました。
リーダーとしてもペース配分だけでなく、もう少しやりようがあったのではないかと反省しています(注意喚起や声掛けが足りないなど)。
武甲山に教えて頂いた教訓をしっかりと受け止めて、これからの安心・安全な山登りに生かしていきましょう!


    


「武甲山の感想」

相吉敏勝


一の鳥居9時―18丁目水場―大杉の広場―武甲山山頂―丸太の橋―鍾乳洞14時半到着。
山頂からの展望は、ガスがかかって眺めませんが、眼下には、横瀬の街並み、羊山公園の芝桜などの眺望がきれいでした。
また、カラマツの新緑が初めて見ましたが、とても綺麗でした。
下山後、鍾乳洞前の店で、それぞれみなさんも楽しそうにいっぱい、やっていました。