3月例会 南房総の頼朝桜と歴史旅

『雨模様の中の散策』

浜崎敏子


 

 


 春日部6:15、せんげん台6:15、バスは24人を乗せて伊予ヶ岳、保田川、佐久間ダムの頼朝桜に向かって出発。

   どんより曇った空、現地に近づくにつれバスのワイパーが動き出す。山行予定を雨バージョンに変更して、山組・旅組合同で由緒ある寺院や崖の上の寺などを拝観。切手の見返り美人図で知られている菱川師宣記念館で浮世絵を観賞する。頼朝桜の桜並木を車中より見物。桜の花は雨に打たれて寒そうに頭を垂れていた。陽が射せば、薄紅色に輝いてる桜の下で花見ができたのに残念…。今日一日バスハイクとなりましたが、参加して下さったみなさんの満足度はいかがでしたでしょうか?道の駅保田小学校ではお買物、昼食は漁師料理かなやで満腹になりました。今日は平成最後の東京マラソンの日でした。次回はきっと晴れると期待しましう。   

 みなさん、お疲れ様でした。市川リーダー、山に登るより大変だったと思います。細かい心配りをありがとうございました。


『雨もまたよし!』

市川克也


 

 

 例会前日の天気予報では午後から雨とのことだったので、当日は午前の早めに伊予ヶ岳に登り、旅組は頼朝桜の花見をしてしまい、午後からは雨の影響のない所に観光に行くプランを組んでいました。

 しかし、当日の房総は早朝から本降りの雨…。バスの中で0からプランを組み直すことになってしまい、大きな焦りと不安に包まれました。松浦さんから『雨なら雨ならではの楽しみ方がありますよ。皆さんも状況を分かってくれるし、協力してくれるはずですよ』と言ってくれたので、少し気持ちが楽になりました。

 保田川沿いの見ごろだったピンク色の頼朝桜散歩、地元の食材が豊富な人気の道の駅保田小学校、精巧でありながらも優美な絵の菱川師宣記念館、しま模様の地層の高い崖にある大福寺、海に面した大食堂の漁師料理かなや、などは前日までのプランで考えていましたが、予想以上に各所を早く巡ったので、まだまだ時間はたっぷりと残っていました…。『やばい!あとはどこへ行けばいいのか?』なかなかその他の観光スポットは見つからず、焦りと不安は増幅していきました…。

 しかし、お尻を拭く会長と冗談を言っていた伊藤会長は、菱川師宣記念館には入らずに地元の方に近場でおススメの観光場所を聞いて下さり、坂東三十三ヶ所巡りのひとつである那古寺に行くことができました。国宝の千手観音像や多宝塔、天井から見下ろすヤマタノオロチなど、たくさんの見どころがありました。松浦さんは、バスの中で絶え間なくスマホの検索と電話による問い合わせをして下さり、燈籠坂大師の切通しを見つけてくれました。高さのある神秘的で圧巻の切通しは皆も驚きで、近い将来の房総観光ではポスト濃溝の滝になるかも…。松浦さんは更に問い合わせをして、切通しの後に房総の工場に飛び込みで見学しようとまで考えてくれていました(距離と時間の関係で幻になりましたが…)。また、バスの運転手の方が大幅な予定変更にも関わらず、こちらの要望通りに動いて下さったのも感謝すべきうまくいった大きな要因です。

 今回の旅を振り返り、自分一人の力の限界と周りの人たちに支えられてよりよい旅ができたこと(皆で力を合わせたほうがよいものができる)ことに感謝の気持ちでいっぱいです。『雨なら雨ならではの楽しみ方がある』ことも含めて、大切なことを学べた旅でした。皆さん、ありがとうございました。旅組リーダーの浜崎さん、お疲れ様でした。打ち合わせもありがとうございました!


『3月3日(日)雛祭り』

佐藤きよみ


  

 

  大宮西観光バスに15人の雌雛、9人の男雛は鎮座して一路南房総に向かいました。

   小雨の中、当初の山組伊予ヶ岳は中止にして全員で行動することになりました。保田川沿いの頼朝桜、菜の花を楽しみ、道の駅保田小学校で買い物。菱川師宣記念館で見返り美人図等の作品を見学しました。何時も思うのですが昔の人達はどうしてあのように達筆なのか?流れるような筆、釘付けになりました。その後、大福寺崖観音へ。これ又、圧倒されました。切り立った崖に真っ赤な観音が松の木と桜に彩られ素晴らしかったです。それから国宝千手観音を見学して岩のトンネルをくぐり、最後の寺を見学。金谷で昼食、帰路へ。 

 予定変更にもかかわらず最高のプランを立てて下さった市川さん、浜崎さん有り難う御座いました。

   久々参加の佐藤 きよみでした。