4月山行 古賀志山・大谷地区・孝子桜

古賀志山&孝子桜

秋葉ちずる

前日の天気予報では雨マークもあり心配しましたが、当日は天気も良く程よい暖かさで登山日和になりました。春日部6:00大型バスで出発・車窓からの景色は満開の山桜オンパレードです。
森林公園駐車場で旅組と分かれ、北コース8:00スタート入口そうそうから可愛い菫の花に迎えられしばらく登リ始めると山吹、カタクリ・・・と次々春の花に出会い木々の芽吹き、鶯の鳴き声に耳を澄まし春の訪れを肌に感じながら山道を歩きました。山頂近くではアカヤシオツツジのピンクの花がとても綺麗でした。山頂で若い登山グループとしばし雑談、若いエネルギーをもらい御岳山頂ヘアタック‼(ここで梯子を登ってほんのチョっとロッククライミング?の体験ができました)御岳山頂からの眺めは素晴らしく、まだ雪の残る日光連山、以前登った山々がよ~く見えました。
予定より早く山頂に着いたので昼食は旅組と合流して食べる事になり下山、下り南コースは丸太の階段が続き容易に下山できました。昼食は満開の桜の下で飲んで食べてお腹いっぱいに・・美味しかった~
 温泉入浴予定を変更し、宇都宮城山小学校庭にある樹齢450年の【孝子桜】見学、近くの里桜散策、宇都宮二荒神社参拝と・・・思いがけない盛り沢山のお花見ができて大満足の楽しい一日でした。
役員の皆様、会員の皆様素晴らしい旅を有難うございました。

4月 宇都宮大谷町の旅

杉崎敏明

旅する季節となりました。車窓から色々の花が見え気持ちが癒やされます。
 宇都宮森林公園に着くと、満開の桜が出迎えてくれました。ここで山組と一時の別れ。見送った後、赤川ダム湖に散策に出かける。一時間ほどでバスに戻り、石の里大谷の地下採掘場へ。この地下空間は、広さ2万平方メートル、最深の部分は地下60mにも及ぶそうです。まるで巨大な地下神殿のような景観と言われている…その通りです。平均気温8℃前後で、大きな冷蔵庫といった感じ。この厄介者利用して貯蔵庫として、また色々な催しを行っているようです。
 再びバスに乗り、移動途中むき出しの岩肌や垂直に切り立った岸壁が連なる大谷景観公園を過ぎて大谷寺へ。高さ27メートルの平和観音像に迎えられる。階段を登り、観音様の横で記念写真を撮る。
 大谷寺本尊千手観音は平安時代弘法大師の作と伝えられて、最新の研究では、バーミヤン石仏との共通点が見られることから、実際はアフガニスタンの僧侶が彫刻した、日本のシルクロードと考えられている。本尊の千手観音はじめ、脇道の釈迦三尊、薬師三尊、阿弥陀三尊の合計10の石仏が納められている。昭和36年に重要文化財に指定され、西の臼杵磨崖仏に対して、東の磨崖仏として知られている。御止山は20~30分位で往復できる山です。御止山の名前の由来は江戸時代、日光輪王寺宮様の御用山。秋になりますと松茸狩りをされ、そのため一般の人々が立ち入ることを禁止され「おとめやま」と呼ばれたそうです。
 頂きにいたところ、突然リーダーが山組は駐車場に来ているとのこと。急いで森林公園に戻る。
 昼食を摂り、ここから合同で城山のシダレザクラ(孝子桜)へ。校庭内に450年も生き抜いてきたとはすばらしい。住民に愛されていたと思い感激しました。桜祭りのときは住民が集まり、また子供たちが演奏や孝子桜の朗読をするそうです。『むかし、ある晴れた冬の日、この村に住む孝行息子が「死ぬ前に一度桜の花を見たい」という病気の父親の願いをかなえるため、古賀志山中にある大日如来の祠に一生懸命祈願した。この孝行息子の心は天に通じ、翌朝この桜に花が咲き病の父は、これを見て大変喜び往生を遂げた』記が伝えられている。
 田園風景百選散策、ここは昔ながらの自然の村風景が残っていて、とても美しく感動いたしました。
 バスに乗り街へと向かい二荒山神社へ。花吹雪で迎えられて参拝。この神社は元国幣中社、祭神は豊城入彦命下野の国一の宮といわれている。 これにて見聞はおわり。
 役員さん、リーダーさん お世話になりました。